ファッションを変えることで見栄えも内面も変わる。
そんな内容の話を前回の記事で書きました。

でも、そこで１つ問題が出てきますよね？

それは「では何を買えばいいのか？」ということでしょう。

いざファッションを変えよう、
オシャレな服を買おうと思っても、
いざ買うとなれば何から買えばいいのか、
どういう服を買えばいいのかわからないのが
ファッションの難しいところです。

特に今までファッションにそこまで興味を持ってなかった人は、
一体どんな服を買えばいいんだと悩むと思います。

ファッションには正解がありません。
セオリーとも言えるある程度のルールはあるものですが、
正解と呼べるものはないんですよね。

だからこそファッションは難しく、
だからこそファッションは面白いとも言えるわけです。

ここで１つ、ファッションに興味がない人の
興味深い特徴を紹介します。

それは、ファッションに興味がない人ほど
ファッションに対しての拘りが強いことです。

これ不思議に思うかもしれませんが、
意外とファッションに興味がない、
ファッションに気を使っていない人ほど
ファッションに対して強いこだわりを持っているんです。

私の周りにもそういう人がいました。

彼は国立大学出身で職業は国家公務員。
誰が見てもエリートと言える経歴です。

そんな彼ですが、ファッションに対して無頓着だったんです。

ある時「服買うにしても何を買ったらいいかわからない」というので、
色々とオススメしてみたんです。

「ああいうファッションにしてみたらどう？」
「こういう服だったら似合うんじゃない？」と。

そしたら、なかなか首を立てに振らないんですよね。

「俺には似合わないと思う」
「ショートパンツはあんまり好きじゃない」
「流行りに乗るのはカッコ悪い」
「それって他の人と同じで個性なさすぎじゃない？」

云々かんぬん。。。

結局アレもダメコレもダメで買うものがなくなる。
そして結局は買わずに終わるんです。

では、その人に今までダメ出ししていたファッションを
着たことがあるのか聞いてみると、着たことがないんです。

つまり、食わず嫌いということだったんですね。

結局アレもダメコレもダメで服を買わない、
もしくは今までと同じような服を買うことになるので、
年齢は上がってもファッションは昔のまま止まってしまいます。

当然流行りも取り入れていませんし、
年齢に合わないファッションになってしまいます。

イケてるとは程遠いファッションになってしまうんです。

一方、オシャレな人やファッションに興味がある人というのは、
意外と極端なこだわりを持っていなかったりします。

積極的に色々なファッションを試してみたり、
流行りのものをとりあえず試してみたり、
様々なスタイルをどんどんと取り入れていったりします。

びっくりするくらい柔軟性が高かったりするんです。

もちろん好きなファッションと嫌いなファッションがあるでしょう。
ファッションに拘りを持つことは決して悪いことではありません。

でも、色々試して幅広く知った上で生まれる拘りと、
狭い範囲しか知らないかかで固定化したこだわりとでは
全然違うものです。

今まで自分に似合わないと思っていたものが
意外なまでに自分に合うことも多々あります。

好きではないと思っていた服を着てみたら、
人から「カッコいい」「似合ってる」と言われることもありますし、
それによって嫌いだったファッションが好きになることもあります。

色々なファッションを試していく中で
ファッションセンスは培われていくものです。

そしてファッションセンスが培われて行くと、
自分に本当に似合うファッションを見えてくると思います。

そのためには「食わず嫌い」をやめることです。

最初から間口を狭くしてしまっては、
新しい自分とは出会えなくなってしまうのです。

ですから、洋服に何を買ったらいいかわからない人は、
まずはファッション誌などを見てそっくり真似するところから
入るのがいいと思います。

今は10代20代30代40代と、それぞれの年齢に合わせた
ファッション誌が数多く発行されています。

その中から自分の年齢に合ったファッション誌を買ってきて、
まずはそこにあるコーディネートをそっくり真似してみる。

それでいいと思います。

ファッション誌のコーディネートであれば、
大外しすることはまずないと思います。

少なくとも他人から見て「ダサイ！」と思われることは
まずないでしょう。

ファッション誌の場合、紹介されている洋服は
比較的高いブランドの物が多いので、
全く同じ物が買えないのであれば、
似たテイストの物を探してみてもいいと思います。

今ではネット通販なども充実していますからね。
探しやすい環境だと思います。

当然その中で自分の好みに合わなかったものや
着てみたけどしっくり来なかったというものも
出てくると思います。

でもそれでいいんです。

そうやって試していく中で、
自分のお気に入りのファッションが作られていくのです。

大事なのは入り口の時点で限定しないこと。
間口を最初から狭めないことです。

そのためには、まずは真似から入るというのは
良い方法だと思います。

今まで流行りものを避けていた人は、
一度流行りにどっぷり使ってみたらいかがですか？

良い意味で、変なこだわりがなくなると思います。

ファッションへの第一歩は、
真似から入る、形から入るでいいと思います。

何しろ第一歩ですから。

そこからオシャレの世界へ一歩踏み出していきましょう。